Sports
スポーツ整形

競技への復帰・再発防止

スポーツ整形

専門的な治療が大切

スポーツ活動に伴って、スポーツ特有の障害が生じることがあります。繰り返しの動作で過度の負担が積み重なり、痛みなどが慢性的に続きます。たとえば野球では投球に伴って肩やひじの痛みを訴えることが多くあります。無理をして投球を続けると関節に変形をきたし、スポーツを続けることが難しくなることもあります。また、スポーツのプレー中に起こる突発性のケガ(転倒や衝突などによる、打撲、骨折、脱臼、捻挫、肉ばなれなど)をした場合にはできるだけ早くスポーツを中止し、医療機関で診察を受けることが大切です。
毎週水曜午後には現在もJリーグクラブのチームドクターをしている佐々木医師が診療いたします。スポーツドクターの診療を希望する場合にはどうぞお気軽にご来院ください。

主な症状

野球肩

スポーツ整形

まずは安静にすることが大切

成長期にボールを投げすぎることによって生じる肩の障害を野球肩といいます。投球において肩関節は、下肢・体幹からの大きなエネルギーをボールに伝えます。その際、肩関節の構成組織には衝突、牽引、摩擦などが反復して加わり、筋、腱、靭帯、関節包、関節唇、骨軟骨に損傷や変性が生じてしまいます。投球の中止が重要で、肩の安静が大切です。投球しているうちに痛みが和らぐ場合もあるため注意が必要です。少しでも痛みがある時は、必ず医師の診察を受けましょう。

野球肘

復帰のためにはリハビリも重要

成長期にボールを投げすぎることによって生じる肘の障害を野球肘といいます。
投球時や投球後に肘が痛くなります。肘の伸びや曲がりが悪くなり、急に動かせなくなることもあります。
投球の中止が重要で、肘の安静が大切です。
痛みを我慢して投球を続けていると障害が悪化して、症状によっては手術が必要になることもあります。

腰椎分離症

スポーツ整形

早期の受診をお勧めします

スポーツ活動により腰の骨にストレスが加わり、疲労骨折を起こすことがあります。進行するとレントゲンで分離してみえることから腰椎分離症と呼ばれます。しかし、初期の頃はレントゲンでは判断できず、注意深い診察とMRIなどの適切な画像検査によって診断します。初期に診断された場合には適切な治療により治癒が期待できますので、腰痛によりスポーツに支障が出た場合には早期の整形外科受診をお勧めします。

ジャンパー膝

ジャンプ・着地を繰り返す競技に多い疾患

ジャンプ・ランニング動作によって膝進展機構を使いすぎ、膝蓋骨の腱付着部炎に炎症・変性を呈する疾患の総称です。
オーバートレーニングにより生じるため、使い過ぎ症候群ともよばれます。
靭帯や腱が骨に停止するところでは、筋肉のはたらきによるストレスが集中しやすく、組織の小さな損傷が生じます。
また、靭帯が骨のすぐ上を通るところでは、膝の曲げ伸ばしによって靭帯と骨の摩擦が生じて炎症の原因になります。
ランニングやジャンプを長時間繰り返しおこなうことによって膝に痛みが生じてきます。

オスグッド病

スポーツ整形

発育期に起こりやすい疾患

脛骨結節(お皿の下の骨)が徐々に突出してきて、痛がります。時には、赤く腫れたり、熱を持ったりします。休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。発育期のスポーツ少年に起こりやすいのが特徴です。

踵骨骨端症

踵に痛みが出る疾患

10歳前後の学童期に激しいスポーツを行うと、アキレス腱付着部に牽引力が絶え間なく加わり、
骨に微小な骨折が起きたり骨膜に炎症を発症したりする障害のことをいいます。
別名「シーバー病」ともいわれています。